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自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
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ロンリーアルバート。
ども。

朝まで飲んでました。ちょっと飲みすぎレンジです。

っつかまだ酔っ払いです。

ダメダメ大学生です。

さっき急に発情してしまったダメダメ人間です。

コンタに電話して「セックスしよー」と言ったら

「おまえの酒が抜けてからな」と返されました。

ふんふん。

いいもんいいもん。

オナニーしちゃうもん。





さてさて俺がどうしてこんなに深酒してしまったかというと

友人の涙が酒の肴になってしまったからである。

この前1年ぶりにばったりツタヤで再会した友人、アルバート。

アメリカ国籍。

真実の意味でのアメリカ人。

彼はナバホ族の血をひくネイティブアメリカンなのだ。

彼とは18の時に知り合った。

俺の初タトゥー(最後になるかもしれないが)のデザインの原案をてがけた男である。

彫り師ではない。

本職?

さあ。

実はよくわからない(笑)







たぶん30代なかば。来日して10年以上たつというのに日本語はカタコト。

嫁さんが日本人で子供が二人。

元気か、ときくと、そうでもない、という。

何かあったの?ときくと嫁さんが出て行った、といった。

ああ。

そうだろうなぁ。そりゃ出て行くだろうなぁ。

オンナ癖は悪いし、金銭感覚はルーズ。

究極の刹那主義、というか「その日暮らし体質。」

宵越しの金はもたねぇ、ってオィ。

江戸ッ子かよ。

おまけに虚言癖がある。

インディアン嘘つきまくり、である。

溺愛していた子供まで連れて出ていったらしくかなり落ち込んでいる様子に、

また飲みにいこうよ、と声をかけてケイタイ番号を交換して別れたが

昨晩8時ごろ電話があって、飲みにこいよ、と誘われた。

というか

頼むから来てくれ、とせがまれた。





彼との会話は英語7割日本語3割。

ただし酔うと英語10割。

アルバートはビールを果てしなく飲み干しながら、

時々聞き取れない英語で、独り言のように

嫁さんと子供を恋しがり

自分の所業を悔い

ネイティブアメリカンの誇りを語り

その生きづらさを訴えながら

一晩中泣き続けていた。





これが飲まずにやってられっか(笑)





英語塾の講師をするんだ、と眠り際に彼は言っていた。

そしてちゃんと収入を得るようになったら嫁さんと子供を迎えにいくんだ、と。





好きなことだけじゃ生きられない。

誇りだけでも養えない。





現実はどこの国にいてもつきまとう。

それが真実。



こんな酒は辛いばっかりだ。もう真っ平ごめんなはずなのに

ついつい

またいつでも電話してこいよ、と安請け合いな俺。

お人よしな俺のことばに、うなづきながらまたアルバートは泣いた。







一応アルバートには「ジゴウジトク」ということわざの意味を教えておきましたが。



うう。

頭イタイ。

帰ってきてから部屋で飲みなおしたからかな。

自業自得ですな。







オナニーして寝ます。



高い鼻ほどよく折れる。
ども。

風邪ぎみでちょっとしんどいレンジです。

チンコ丸出しで寝ていたせいでしょう。

自業自得です。





俺は年上の女が好きであります。

別におごってくれるからとかじゃなく(笑)

甘えさせてくれるからとかでもなく(甘えたくないし。)

分別がついてるからでもなく(分別に年は関係ないし。)

ましてや

ドライなつきあいができるから、というわけでもない。(年がいくほどウェットだ。)





年上の女は、年下の男を、年が下である、というだけの理不尽な理由で目線下に見る。

姉さん風が吹き荒れるわけだ。

みなさん心して下さいませ。

今弟のようにかわいがっている後輩や近所の少年もまた

「男」というけだものであることを。



俺が年上の女を好きなのは

弟のような仮面にだまされて優位にたったつもりの彼女たちが

俺の「男」を感じた瞬間に見せる

怯えと期待に満ちた目が好きだからだ。

鬼畜ですみません。

そしてそして

室長とかやってて部下いっぱい抱えてて、ちょっと贅沢めの一人暮らし満喫しててそれなりにプライドの高い「おねーさま」を隷属させるのがたまらんからだ。

鬼畜ですみません。

ぐは。





20の夏にバーで知り合った「和美」はそんな女だった。

1度目はオーナーに連れて行ってもらったとき。

カウンターで隣の部下らしき男を口汚く罵っているところをみかけた。

ああいう女は一度泣かせるに限る、と思った。

2度目は一人で飲みにいったとき。

何人かの女友達相手に饒舌に何かをまくしたてていた。

根拠のない幸福論だったように記憶する。

幸せは自分で見つけるもんだ、とかなんとか。

ああいう女に何かを哀願させてみたい、と思った。

3度目はまた一人で出向いたとき。

今度は彼女も一人だった。

俺はカウンターの彼女の二つ隣に座った。

話かけてきたのは彼女。

話の間じゅう、俺を下にした口調をやめなかった。

この女ならいいMになるなぁ、と思った。



33歳、独身。市内で一人暮らし。

貿易関係の会社で勤務、英語・ドイツ語堪能。

去年から課長職。

会える時間がなかなか合わない同い年の彼氏がいるが結婚は考えていない。

故郷は和歌山。

俺相手にまたもあの幸福論をぶちかましながら彼女はかなり酔った。

酔うと、和歌山弁が出た。

店を出てタクシーで送る、という俺の申し出を

「下心みえみえ」

とよっぱらいの分際で失礼きわまりない言葉で断りやがったから

「あんたみたいな女には下心もわかんわ」

と、その日ははじめて敬語を使わずに言ってやった。

「人からもらう幸せに気がつかへん女やん、あんた。」

「・・・」

「自分ひとりでなんでもできるやれるて思てるような思いあがった女やん」

「あんたなんかに」

「俺なんかになに?」

俺はさっさとタクシーを拾って彼女だけをのせた。

「続きは明日や。せいぜいくだらん自論ぶちかましてくれ」

泣きそうに歪んだ表情の女をのせてタクシーが走り去った。





次の夜はすごい雨で、それでも俺が着いたとき和美はもうカウンターで飲んでいた。

時間がずれたのか、客はほとんどいない。

隣に座っても彼女は俺をちらりと見ただけで無言だった。

ジンを飲みながら俺も黙っていた。

15分ほどたったころ、トイレにたった彼女を俺は追いかけて女性用トイレの前で彼女を捕まえた。

彼女は泣いていた。

彼女を無人の女子トイレの一番奥の個室に連れ込む。

彼女は悲鳴すらあげなかった。

静かに泣きながら俺に抱きついてきた。

ごめんね。

俺全然あんたのことかわいそうだとか思えへん。

そんなに泣いても俺がもっといじわるになるだけやし。

俺はしがみついてきた彼女の肩をつかんでひきはがした。

ひきはがしてすこし口紅の剥げた唇を人差し指でなぞった。

しばらくして、キスをしてきたのは彼女の方からだった。

ヘタクソなキスだった。

はじめは彼女の好きなようにさせていたがすぐに飽きた。

彼女を個室の壁におしつけ両手首をまとめてつかみあげるとその目に怯えの色が浮かんだ。

そういう目がええねん。

俺の舌が彼女の甘いカクテルの匂いの残る歯列をなぞりやわらかい舌を吸うと吐息が鼻からなんども漏れた。

耳を舐めて鎖骨を甘噛みした時、キィ、とトイレのドアが開いて人の気配がした。

和美の体が緊張にこわばる。

俺は和美の太ももに指を這わせた。彼女がビクッと俺を見る。

 

 ええねぇ、その顔。



耳元で囁いた。

 

 バレたら困るやんな?会社近いし。

 静かにせんとね。



太ももからゆっくり撫で上げて生暖かい空気の制する場所へ。

下着の上からなぞるともうすでに湿り気があった。



 すごいやん、もぅ濡らしてるの?

 

和美は何度も荒れそうになる吐息を抑えながら泣きそうな顔で俺を見た。



 こんなトコで濡らしてるて、ヤバくない?

 あの部下の男の子とか知ったらびっくりするやろなぁ。



爪先で何度もなぞるうちに和美の吐息が浅く早くなってきた。

別の個室で水が流れて、続いて洗面台で水が放たれる音。

 

 あんなにえらそにゆぅてるくせになぁ。

 トイレでこんなに濡らして、恥ずかしくないん?



うう、と和美が声を漏らしたと同時にトイレのドアが閉まり、また女子トイレは俺たち以外いなくなった。

俺は右手で和美の両手首をつかんだまま左手でいつまでも下着の上からゆるくな

ぞる。

10分。

和美の下着ごしにクリトリスがわかるほどになったころ、和美がんん、と声をあげた。

「なに?」

「じれったいわ・・・触るならちゃんとしてよ」

俺は笑った。

「それが人にもの頼む態度?」

「何ゆぅてんの・・・」

「俺は別にこのまま帰ってもぇぇんやし?」

「・・・っ」

「ぐしょぐしょのまま帰ったら?」

「・・・・どないしたらえぇん・・・」

「それぐらい分かるでショ?課長さん。」

「・・・・・」

「人に何かお願いするときは?」



お願い、ちゃんと触って。



そういうまでさらに5分かかった。

ただしそれから10分後には店を出て

30分後には彼女のマンションにいた。





彼女とはその夜きりだった。

二度もセックスする気はなかったし、もとより彼女もそのつもりだったと思う。

でなければ

あんなに自分を解放するわけはない。

従順な女。

命令されて濡れる女。

女の子の魅力は二面性、そしてそのバランス。



恋人にこういう姿を少しでも見せていたら会う時間ももっと増えるだろうに。







高い鼻ほどよく折れる。

有能、辛辣、見栄っ張り。そして高慢な女ほどよく堕ちる。





救世主。
ども。

レンジです。

体力の減退をひしひしと感じて毎日ジョギングしているこのごろです。

今日はいつもすれ違うヒトに声をかけられました。

「おはよう」(なぜかタメ口。)

「・・・・おはようございます。」(明らかに年上だったので)

「毎日来てるねぇ。えらいえらい」(カチーン。)

「はぁ・・・・」

「大学生?」

「・・・はい」

「そう。じゃあね」





なんですか、アナタ(笑)

年のころ30前後、颯爽と走り去る後ろ姿。

キモい系じゃないから余計に怖い。



爽やかな朝がだいなしです。

どうしてくれるんですか。











木曜はチェロのレッスンだった。

前回ちらりとブログで俺がチェロをやっていることを書いたらみんなびっくりしていたので俺って芸術とはほど遠いと思われてんやなぁ、と軽くショックを受けてみたり。

チェロを始めたのは19の秋。

そぅ、例のバイク事故の直後。

リハビリもうまくいってなくて、俺もちょっと精神的に参ってた。

セックスとかだけでは消化しきれないものは確実にある。

ペシミストなわりに楽観主義の俺にすら、絶望の後ろ姿は見えていた。

日々葛藤していたと思う。

前のようには動かなくなるかもしれない足。

通えない大学、受けられない試験、失われたハーレー。

これまで普通に与えられていた日常が急に剥ぎ取られた不安が俺をいらいらさせていた。



リハビリのあとのクールダウンの為の部屋はいつも静かに音楽が流れ、アロマの香が漂う薄暗い部屋だ。

めずらしく誰もいなかった。

俺はいらいらとささくれ、ぎすぎすと尖った気持ちをもてあましながら5台のベッドのうちの1つに腹ばいに横たわって療法士を待った。

足が太ももの付け根から抜けてしまいそうなほどだるかった。

膝の可動域が狭くてうまく曲がらない。

何かを壊したかった。

それは自分だったかもしれない。

俺は敷かれたタオルケットに顔を強くこすりつけて衝動を逃がした。

いつものラベンダー香。

そして。

「・・・・?」

いつもならエンヤか、アディエマスか、セイクリッドスピリットとかが流れているはずなのに、その日は趣きが違った。

めまぐるしく入れ替わる静と動。

深く沈む低音と、穏やかで滑らかな音階、豊かな広がりをもつメロディ。

聞いたことのあるメロディなのに、初めて耳にしたような。



乾いた土に水がしみこむように。



現れた療法士が俺の涙に驚いて、痛みがあるのかと聞いた。

答えない俺にマッサージを施しながらカウンセリングを薦める療法士を無視して

俺はその音楽に溺れた。



部屋をでがけにかかっていたCDを貸してくれるよう頼んでみた。

彼は二つ返事でCDを用意した。

「俺の私物だから。よかったらあげるよ」





J・S・バッハ/無伴奏チェロ組曲。

ヤーノシュ・シュタルケル。





退院後、まだ不自由な足をひきずって今の先生を訪ねた。

いきあたりばったりだったがいい先生だった。

大阪フィルのチェリストで、いくつか教室をかけもちし、なおかつ大学でも教鞭をとる多忙な先生ながら喜んで俺を受け入れてくれた。

どうしてチェロを始めようと思ったの、と彼が聞いた。

「チェロに救われたので」

そう答えると彼は笑った。

「永いおつきあいになりそうですねぇ。」





その日のうちに楽器工房でチェロを買った。

入院で散財していた俺が買ったのは工房の中でも一番安価なもの。

確か弓込みで65万程度。

先生が買ったばかりの俺のチェロをひいて、おお、と声をあげた。

「いい買い物しましたねぇ」

「一番安いやつですよ」

「いい出来じゃないですか。当たりの楽器、というやつです。」



演奏会に出たときにそれが分かった。

アンサンブルで知り合った友人が

「おまえのチェロ、ホールで弾くとごっつ響くなぁ」

と笑っていた。





月に多くて2回。

家で練習?

週に3回すればいいほう(笑)





だってね

俺にとってチェロの響きは精神安定剤。







あの時あのタイミングでチェロに出会わなければ

俺の人生はもう少し変わっていたはずだ。



チェロを抱きかかえるたび、そう思う。





















またもエロなし。

性欲の秋目前。

いましばらく待たれよ。