携帯で、整骨院のメモリーを呼び出す。
発信。
2コール目で神崎がでた。
事務的に予約希望の旨を伝え、時間とコースの確認を入れると
「あ、俺でもいいですか?」
なんて聞くから
なんだかS心がワクワクした。
「別にどうでもええけど・・・そちらさえよければ」
「そーですか、じゃお待ちしてます」
電話が切れた。
そうかそうか。
待ってんのか。
俺も楽しみだ。
発信。
2コール目で神崎がでた。
事務的に予約希望の旨を伝え、時間とコースの確認を入れると
「あ、俺でもいいですか?」
なんて聞くから
なんだかS心がワクワクした。
「別にどうでもええけど・・・そちらさえよければ」
「そーですか、じゃお待ちしてます」
電話が切れた。
そうかそうか。
待ってんのか。
俺も楽しみだ。
誕生日に貰ったレザーのチョーカーだけをつけて。
両手を縛り上げたコンタに跨って、アナル奥深くまでコンタのチンコを埋め込み
焦らすようにゆっくりと丁寧に腰を揺すっていた俺に、もう今にも射精しそうだったコンタが言った。
唐突に。
「なぁ、れん・・・おまえさ」
「・・・なに」
「もっとひどいコト、したいと思わん・・・?」
両手を縛り上げたコンタに跨って、アナル奥深くまでコンタのチンコを埋め込み
焦らすようにゆっくりと丁寧に腰を揺すっていた俺に、もう今にも射精しそうだったコンタが言った。
唐突に。
「なぁ、れん・・・おまえさ」
「・・・なに」
「もっとひどいコト、したいと思わん・・・?」
自分の手を汚す。
血で。
一人目の時は恐怖
二人目の時は妥協
三人目の時は惰性
四人目の時は嫌悪
五人目以降からは
なにも感じなくなっていた。
血で。
一人目の時は恐怖
二人目の時は妥協
三人目の時は惰性
四人目の時は嫌悪
五人目以降からは
なにも感じなくなっていた。
自分以外の誰かを
消してしまいたいぐらい疎んじたり
忘れてしまいたいぐらい蔑んだり
殺してしまいたいぐらい憎んだり
他人に対する無関心のために
そんなことはこれまで一度も無いが
自分を
消してしまいたいぐらい疎んじたり
忘れてしまいたいぐらい蔑んだり
殺してしまいたいぐらい憎んだり
そんなことはしょっちゅうだった
愛しさと憎しみが背中あわせであるように
俺は自分のことが
とても愛しくて
同じぐらい
憎い。
解決しなくていい矛盾。
多分、そういうことだと思うよ。
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