2ntブログ
自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
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こんなに好き。
好きなのやめたい。

セフレだと思いたい。

大切な存在だという言葉も
魂の一部だという言葉も
君がいないと困るという言葉も
聞かなかったことにしたい。

りょうた、君との恋愛で
俺はこんなに疲弊する。

君の言葉のたったひとつで、俺は。
業火から氷河へ。

この心、灼かれてなくなれ。


君に、会わなければよかった。
2人を引き合わせた奇跡なんかいらなかった。

でも、好きなんだ。
りょうた。



辛いばかり
絶対にもう恋なんてしない。
そう決めてもう5年以上たつ。

恋はするものではない、おちるものだった。
俺の浅薄な誤算だ。


年上、妻子持ち。
誰にも秘密の関係。
割り切った恋愛にしよう、と彼はいった。
お互い守らないといけない場所があるから。
深く好きになってはいけない。
思えば思うほど深みにはまる。

仕事の合間にかけてくれる電話。
それが負担になってやしないか心配だった。
毎日かわすチャット、それがしんどくならないか不安だった。
俺が頼んだわけじゃない。彼なりの誠意でもあっただろう。
ゲームアプリで出会って、はじめにロビーに誘ったのも、電話したいと言ったのも、会いたいと言ったのも、彼のほうからだ。


「好きだけど、家庭や仕事に影響が出てるのも事実。毎日のチャットや電話はしんどいかな。」


はじめから分かっていたことだろ。
俺はこういう恋に向かない。
1度溺れた愛情の贅沢から抜け出すのは一苦労だ。

突然告げられた言葉に
俺は傷ついてないフリで軽く、いいよ、オッケー、と返した。

吐き気がして、食欲が失せた。
昨日までの鮮やかな世界は色を失う。
フラれたわけじゃない。
スタイルがかわっただけだ。
頭が理解しても、心と体が理解しない。
頭がいたい。


もういやだ。
神さま、俺から
人を好きになる心を
奪ってください。


もういらない。