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自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
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おねえさん、ヤメテください・・・・
俺の通う私立某K大学は東大阪にある。

俺の自宅から学校まで約1時間。

地下鉄御堂筋線で梅田まで

梅田から環状線外回りで鶴橋まで

鶴橋から近鉄で長瀬まで。(学校バレバレ。)



さて一番強烈なのが朝の環状線。

1限から講義があったりすると朝の通勤ラッシュにもろぶつかってえらい目にあう。

2回目の2回生(バイク事故でダブった)の時は週に3日は1限から必須講義があって俺はつかの間サラリーマン気分を味わったもんだ。

さて。



2回生の8月ごろ、俺はいつも同じ車両に乗り合わせるお姉さんの存在に気がついた。

決まった時間、曜日、車両。

珍しいことではない。

俺が乗車位置に並んでいると、いつのまにか彼女が後ろにいたり

あ、今日はとなりのドアだと思うと、いつのまにかこっちに移動してきていたり。

視線が合うことはなかった。

年は27~28ぐらい。

セミロングの髪はいつもさらさらでいい匂いがしそうだった。

紺のパンツスーツのことが多く、いつも持っているモバイルケースもあいまって仕事がデキル女なイメージ。化粧もクールビューティ。

ただそれ以外は何もなかった。

特別な感情もなければ好奇心もない。

そんな存在だった。



長袖1枚で家を出て、環状線の人ごみが暖かく感じた朝だったから多分10月の半ば。

その朝も相変わらずのスシ詰め環状線に乗った。

後から後から押してくる人波に流されて俺はドアに背中を押し付けられる格好になった。何度かカラダをよじっておさまりのいいポジションを選ぶ。

背中に異物感なし。

よし。

確認したとたんドアが閉まる瞬間の最後のひと押しがきた。

ふいをつかれて、たぶん、「うっ」とか言ってしまったんやろぅ、前に立ったひとがスミマセン、と小声でわびた。

「あ、大丈夫です」と俺も小声で返す・・・と。

あのお姉さんだった。

俺とむかいあわせになるかんじで立っている。

他人とこれほど密着することもなかろう。

顎の真下に彼女の頭がある。うつむけば顎があたる。

やっぱりいい匂い。

俺の腹あたりに柔らかいふくらみの感触・・・

女の人にはわかるまいが、満員電車ほど男が気をつかう所はない。

ちょっとした手の動きで痴漢呼ばわりされる危険があるのだ。

それに女の子は大抵こういうシチュエーションの場合少々無理をしてまわりに睨まれようが体の向きをずらして相手に密着しないようにするもんだ。

俺はさすがに硬直した。(チンコではない)

俺の右手も左手も幸いあやしげなポジションにない。

このままキープやで、俺。

自分に言い聞かせて一つ目の駅、「天満」。

正道会館の看板を左手に見ながらゆっくり電車が発車したときである。

誰かが俺の左手を掴んだ。

「・・・!」

誰や。

誰やねん。

焦る。

やわらかい。

小さい。

女の手?

ゆっくり握手をするように握ってくる。ああ、これは右手だ。

右隣には俺に背を向けた女の子。

ありえねぇ。

左隣には半身になってドアの外をぼんやりとみつめるサラリーマン。

もっとありえねぇ。

この角度で俺の手を握れる人間なんかひとりしかいない。

俺はちょっと首をかしげるように曲げて下を見た。

目があった。

あの彼女が俺を上目づかいに見ていた。

何かいわないと。

でもどないゆぅたらええんやろ。

口を開こうとしたけど喉が渇いて声が出ない。

何も悪いことをしていないのに、ドキドキが激しくなったきた。

左手をゆっくりほどこうとすると、彼女の右手が逃がすまいとするようにきつく俺の指をつかまえた。

彼女は俺の目を見つめたままゆっくりと俺の指に、自分の指を絡ませてきた。

俺は動けない。

彼女が小さく笑った気がした。



電車が「桜ノ宮」を出る。

いつのまにか学生が乗り込んできていて車内が騒がしい。

彼女が俺の手を握ったまま自分の方へ寄せた。

俺は思わず手を引いた。

彼女の手の意図は明らかだった。

逃げる寸前で彼女が強く俺の手を捕まえた。

捕まえて、

俺を見て

唇が動いた。

「大声だすよ」



待て。

待て。この状況はやばい。

俺は完全にフリーズ。

鬼畜で変態でドSだが痴漢の汚名だけはごめんだ。

フリーズした俺に満足したのか、彼女のシャンパンベージュの口元が笑った。

彼女に拉致された俺の指は彼女のタイトスカートの中へとひっぱりこまれた。

なんで今日に限ってスカートなの?

シンプルな手触りの下着に無理矢理触らせる。

下着はもう湿っていた。

くそぅ。

俺は腹が立ってきた。

どないせぇっちゅうねん。

くそぅ。

くそぅ。

なんで俺が押されてるねん。(違)

Sやぞ俺は。

俺のCPU復活。

泣くなよてめぇ。



俺の中で何かがふっきれた。

痴漢ごっこがしたいならつきあってやるだけや。

俺は密着した体制のまま彼女の濡れた部分を指で少し乱暴になぞった。

俺の胸で彼女が肩を揺らす。

何度か往復するとさらに下着が濡れてきた。

京橋をすぎると彼女がまた俺を見上げた。

さっきとはまったく違う目の表情。

分かってるって。

俺は電車のゆれを利用して少しからだをかがめて彼女の耳元にささやいた。

「もっと奥がイぃ?」



彼女が頷いた。



下着の脇から指を潜り込ませるとそこはすっかりぐしょぐしょだった。

朝からなんでこんななの?

彼女は答えず、俺の服にしがみついている。

答えないかわりにゆっくりと足を開く。

俺は彼女のクリトリスをゆっくりと指の腹で撫でた。少し強め、でもゆっくりしたストロークで。濡れた彼女の液で摩擦係数が下がってさぞかし気持ちがいいことだろう。

彼女はけなげにも声を押し殺し、しかしクリトリスは雄弁で、硬く、そして驚くほど大きく勃起した。見てなくてもわかる。でけぇなぁ、このクリトリス。

大阪城公園。

どうしようかな。

もうすぐ鶴橋に着いてまぅ。

俺は指を彼女のマンコに少しもぐらせた。

しがみつく力が強くなる。

一度深く入れて、ゆっくりと壁を押すようにして戻していくと彼女が体をギク、と揺らした部分があった。

わかりやすいなぁ、オイ。

俺は彼女のその部分を集中的に刺激した。

いやらしい液が嘘みたいに溢れてくる。

こんなところで濡れる女はどうせMだ。

俺は中指と人差し指でマンコをかき回しながら親指でクリトリスをはじいた。

彼女が俺の胸でくぅ、と啼いた。

容赦なし。

クリトリスがキンキンに硬くなって、マンコがぎゅ、と俺の指をしめつけて

彼女がぶるっと体を震わせて、ふぅんん、と啼いた。

森之宮。

電車がアナウンスと共に駅に滑り込む。

少し人ごみがひいた。

ここで客が減る。

俺は彼女の中から指を抜いた。

それとほぼ同時にドアが開き、彼女が俺から離れ、

そして

彼女は降りていった。

閉まるドアの向こうで彼女がにやりと笑った。

俺には指をぬるぬるにした愛液だけが残された。



こぅいゆうの、どうよ。

俺的には全然面白ない。

俺は腹が立って腹が立って。

気持ちいいのアンタだけやんか。



いつもどおり鶴橋で降りて、トイレで手を洗った。

手を洗う前に興味がわいて指を嗅いでみた。

不思議なことに石鹸の匂いがした。





それ以来俺はいつもの車両と時間をずらすようになった。

オナニーなら一人でしてください。

俺は知らない女の人をああいうシチュエーシュンで触っても勃起しないんです。

痴漢ごっこにはおつきあいできないタイプなんです。



しかし女に脅されたのはじめてでした。俺。

誰だよ、女は弱いなんて言ったの(笑)





満員電車には注意です、みなさん。



たとえいきなり発情しても隣のお兄さんを誘ったりしてはいけません。







今もどこかで彼女は誰かに強制痴漢させてるのかもしれない。





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