2ntブログ
自分の中の両極を、自分の中のけだものを。 制御し飼い馴らす方法を探す旅。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
どこから浮気?
俺的にはセックスなんだけどね。

浮気の境界線。

飲み会の余興でキスなんて普通にあるし。



ココロが揺れたらフィジカルなつながりがなくてもその時点で浮気な気がするしね。

逆にセックスしてもココロが揺るがなければ浮気じゃない気も。

最終的には裏切りの感じ方には個人差があるんだとは認識してますが。

裏切った時、罪悪感があればまだ浮気。

罪悪感がなければその時点で本気。

ううーん、表現が難しい。



まぁそういうわけで





昨晩。

一人暮らしのゲンゴさんのマンションに連れ込まれ深酒。

飲んだ飲んだ。

ゲンゴさんのキス魔は相変わらず。

遠距離の彼女の不在を嘆きつつ、2時すぎにはワイルドターキーが1本とビール500ml缶12本(6リットル!)があいた。

俺の恋愛話を聞きたがる彼の話をのらりくらりとかわしながら(つきあい浅いし、ちょっとディープでしょ、さすがに。)アーリータイムスを空けた時

「なぁなぁ、あのキスしてぇや、れんじくん、ほらこの前のでぃーぷきす」←へべれけ。

「・・・何ゆぅてんですか」

「あははぁ、先輩命令ー。ホラホラ、ホラホラ」

ゲンゴさんがけたけた笑いながら女の子みたいに腕を首に回してきた。

んーんー。

これってどうなのよ。

そりゃ俺はバイだけど、ゲンゴさんはかわいい系だけど。

「ほらほらー目つぶって、女の子だと思ってさー」

うぬぅ。それはゲンゴさん、危険な思想です(汗)

「男同士やからえぇやんねー」

いやいや先輩。俺はすで男も女も射程距離な人種なんで・・・

とはいえるはずもなく。

俺はゲンゴさんの背中に腕を回して少々乱暴に抱き寄せてキスをした。

ゲンゴさんは体も小さいが歯も小さいんやな、と舌でたぐりながら考えていた。

舌で感じるバーボンの味はもぅ俺のものなのか、ゲンゴさんの舌の味なのかわからなかった。

コンタとするキスとはまったく違う。

コンタのおおぶりな歯列と大胆で獰猛な舌とは。

前回は何の反応も示さなかった(びっくりしてたせいもあるんやろけど)ゲンゴさんが、今日は深く吸いつくように俺の舌をたぐっている。

やっぱりキスは好きな人とでないとダメだ。

コンタとのキスで簡単に勃起する俺のチンコは完全に沈黙。

頭も冴え冴えとして冷静にゲンゴさんを観察してしまう。

閉じたゲンゴさんの睫毛がすげぇ長い。

酒がすすむと何故か鼻がつまるゲンゴさんは時折苦しげに口で息つぎをしている。

細くて小さい体はともすればイジメの対象になりそうな。

そのときゲンゴさんが唇をはなして、もぉ、と言った。

頬骨のところが紅潮している。

かはは、と何もなかったかのように笑いながらゲンゴさんは言った

「もぉぉ、なんで目開けてるねん」

「ゲンゴさん睫毛、ごっつ長いっスね」

「そんなん見んでえぇわぃ」

そしてまたかはは、と笑って封をあけたばかりのアーリータイムスの瓶に口をつけてぐぐ、と飲んだ。

「チンコ勃ってもぅたー♪」

ヘンなフシ回しの歌を歌って、ゲンゴさんは、かはは、と笑った。

俺もつられて笑った。

しばらく俺たちの笑いは止まらなかった。







・・・・というわけで



これは浮気ではありません。

でもコンタには内緒にしとこぅ。



コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック