俺がブログを始めたのは、リアルで誰にも伝えられないコンタへの思いをどこかにぶつけたかったからだった。
俺にとっては、その時ブログは「逃げ場」だった｡

正直、去年の夏は苦しかった。
同性の、それも友人に対する感情が成就するとは思えなかった。
でも伝えないままで終わりたくなかった。
親友を一生失っても、自分の感情を押し殺したまま、俺は生きられないと思った。
結局俺は究極の自己中なのだ。
俺はコンタの中に残りたかったのだ。
告白という刃を振りかざして、相手に切り込んで、例え折れてもコンタの中に痛い破片として俺という存在を残したかった。
優しいコンタは自分の中に残った刃を知りながら抜こうとはしないだろう。
それすら見越して俺はコンタに自分の感情を叩きつけた。
忘れられたくなかったのだ。
どんな形であれ。
何も伝えず、何も伝わらず、そんな状況よりはマシ。
しかしながら
思いがけない結果のおかげでブログの方向性は変わってしまった。
最近は本当に「のろけ」ブログ化していてあちこちで非難の嵐なのだが・・・
本人は全然のろけてるつもりがないあたりがイタイ。
だってただセックスしまくってるのを書いてるだけやしな。
それと俺の心情。
それしかねーし。
それがのろけだというなら仕方ない。
我慢してくれ。
日常事は本家にかかないとネタなくなるし。
一応このブログアダルト指定だし。
エロらないでどーする。
残念ながら興味はあるものの他の男子とセックスする行動力はなし。
過去話もあんまり深いトコまで地引網的にひっぱるととんでもない泥が出てくるしね。
それもアリ？
出会い系で遊んでたこととか？
人妻相手にエンコーしたこととか？
エーイチさんとのプレイとか？
人妻相手に本気になって泣いた話とか？



どんな記憶もコンタとのセックスと比べてしまえば色褪せる。
俺の比較的優秀なメモリーにだって記憶の限界と再現の偏りがあるのは事実。
いつか褪せていくかもしれないコンタとの日々をどこかに残しておきたい。
あとでそれが棘になっても。
コンタの中に残していくつもりだった刃がその実自分の中に埋め込まれていたとしても。



そんなスタンスのブログです。
Ｂ型的発言でアレなんですが
読みたい人だけ読んでください。したい人だけコメントしてください。
俺のブログは俺の記憶のバックアップ、俺の自己満足でしかありません。
ただのオナニーブログです。
更新もまばらならコメント返しもきまま。
時々毒混入します。
時々敵つくります。
でもこれからもこのスタイルは崩せません。
タイトル通り、
DIABLO-LOVEｰLABO。
これでいきます。
ついてこれるヤツだけついてこい。








閑話休題。
島田紳助の名言。
「男の携帯に幸せは入っていない」

過去の彼女たちに何度携帯チェックされたことか。
俺そんなに信用なかったんだね。
基本的にエロいしセクハラやリップサービスはするけど「彼女」がいるときには絶対浮気はしない。
交際期間が異常に短いのはそんな体質のせいかもしれないんだけど。
女友達に送ったセクハラメールと、それに対するノリのいいレスを読まれて修羅場ったこともある。
メモリー・履歴は全部チェック。
探られて痛まない腹でも、相手が誤解したらそれが火種。
事前に誤解されそうなメモリーと履歴を消したら消したで怪しまれる。
事実より妄想先行、疑惑の端末、それが携帯。
そういう意味で島田紳助の発言は正しい。
じゃどうすればいい？
答え。

誤解をうけそうな相手とのコネクションをできる限り避ける。

シンゴを巻き込んだケンカ以来、シンゴも俺も連絡をとりづらい状況だ。
俺のデスクトップは死んだまま。
コンタは気にすんなよ、友達やねんから、と言うが俺にはそんな言葉鵜呑みにできない。
もぅ土下座するコンタなんか見たくない。


俺のことをすごく気にかけてくれる人がいた。
mixiというサイトのバイセクシャリストのサークルで知り合った人である。
年上で、家庭持ち。
もちろん会ったことはない。
でも俺にとっては面倒見がよくて、優しい兄貴的存在。
その人と先日はじめて偶然にメッセンジャーで話ができた。
彼は俺のメアドを教えてほしい、と言った。
悪用するような人じゃない。
知ってる。
分かってる。
でも俺はそれはできないんです、と答えた。
嘘はつけない。
職場でもバイトでもない、コンタの知らない世界で知り合った男性の名を、メモリーに残すわけにはいかないのだ。
ごめんなさい。
でも本当に辛かった。
彼がこのことで俺を見限ったとしても。

もっとコンタに愛してるって言えばいいのかな。
コンタは俺のことを「ツンデレ」だと言うけれど、二人でいる時だって俺はあまりコンタに甘えない。
もっと甘えれば俺を信じてくれるかな。
とりあえず火種はこれ以上増やせない。
俺は気が短いし、キレたコンタに逆ギレだってする。
頭に血が上ると暴言吐きまくり、時には手も出る。
コンタとは殴りあったことはないが、コンタもかなり腕っぷしは強い。
絶対血をみる。
好きな相手とのケンカは大嫌いだ。
体よりココロが痛いから。



週末のベッドでコンタに聞いてみた。
「俺って浮気しそうに見える？」
コンタはベッドの端に腰かけてタバコに火をつけた所だった。
「おまえがどうこうっていう問題やないねん」
「どーゆぅことよ」
深く煙を吸い込んで、溜めて、深く吐き出すコンタの背中をベッドの上から見守る。
俺の好きな背中。
否。
俺の好きなコンタの背中。
「おまえにその気がなくても周りがうるさいんや」
「んなことないやろ」
「おまえが知らんだけや」
コンタは怒ったように言い切って、振り返った。
口調と裏腹に、コンタは泣きそうだった。
「でも俺は、おまえ誰にもやらんから。絶対。」



独占されることの快美。
おまえ以外の誰に、心奪われるというの？
言わないけど。
おまえには言わないけど、




本当に、おまえだけ愛してるから。