正直。
俺はこれまで、殆どが恋愛ごっこの延長、程度のつきあいしかしてこなかった。
コンタを思う時のような
胸が痛くなるような思いとか
もっと好きになってほしいという衝動とか
恋愛につきものの熱病のような感覚の記憶すら俺にはない。
たった一度を除いては。
俺はこれまで、殆どが恋愛ごっこの延長、程度のつきあいしかしてこなかった。
コンタを思う時のような
胸が痛くなるような思いとか
もっと好きになってほしいという衝動とか
恋愛につきものの熱病のような感覚の記憶すら俺にはない。
たった一度を除いては。
彼女とは出会い系サイトで知り合った。
彼女の誘い文句は
「今晩仕事後、一緒に食事してくれる方。29歳です」
出会い系を利用しておいてこのいいぐさはナイとおもうが俺にも実は誰かとセックスしたいとかそういうのはなかった。
真面目な文章が印象に残って、ただ単純に
「あ、この人と話してみたい」
と思ったのだ。
だから写メも交換しなかった。
後で考えればおかしな話だがその時は彼女の容姿になんてまったく興味がなかったのである。
11月半ば。
クソ高かったフェイクファー付きのスウェードジャケットを羽織ってもまだ少し寒い夜だった。
梅田の歩道橋の上で待ち合わせた。
待ち合わせは7時。
俺の時計し7時を5分ほど回っていた。
まぁもし来なくてもタイジかコンタあたりに連絡すれば一晩のメシの相手ぐらいはつかまるだろう、などと考えながら歩道橋の上からくわえたばこで下を流れる車列の明かりを見ていたら、後ろから「あの」と声をかけられた。
振り向くと
小柄な女性が肩で息をしながら立っていた。
ピンストライプのパンツスーツにショートカット。
暗い色のセルフレームの眼鏡。
薄手のコートとモバイルケースを小脇に抱えていた。
「あのっっ・・・れん、くん?」
「・・・サキさんですか?」
「ごめんねぇ、遅れて・・・でも、あぁ、ホントよかったぁ、いなかったらどうしよーっとか思ってたぁ」
乱れた呼吸の中詫びながら、彼女は本当に嬉しそうに笑った。
うわ、かわいい。
決して美人ではないのに、俺の第一印象はこれだった。
静かで品のいい和食の店だった。
もちろん奢りやからね、どんどん食べて、と彼女は俺にすすめ自分もどんどん食べて飲んだ。
小柄なくせにすごいペースで酒を飲み、おまけに酔ったそぶりもない。
2人で冷酒が6合あいたころ、俺は聞いてみた。
「どうしてあんなサイトに書き込んだンですか?メシの相手ならいろいろいるでしょうに」
「さあね。なんでデショ・・・っていうかさ、れんくんもどうして返信してきたわけ?ああいうサイトを覗いてる男の子って、食事が目的なわけじゃないでしょー?」
小さな猪口を両手でもって大事そうに飲みながら、彼女はいたずらっぽく笑った。
多分、その時点で手遅れだったのだ。
「楽しかったワ。またよかったらさ、食事、つきあってくれへんかな?」
彼女の申し出に素直に携帯とメアドを教えた俺。
彼女の連絡先は、まだ聞いていなかった。
その後2週間の間に4回ほど、一緒に食事をした。
4度目の時に彼女が既婚であることを知った。
本人は木材流通会社の営業部長兼建築士。
ダンナもばりばり働いている。
来春小学校に上がる双子の子供。
見た目は円満で裕福な家庭。
でも夫婦間にはセックスも愛情も「レス」だった。
「なんで今更そんなこというわけ?」
もうそんなこと聞いても遅い。
だって。
「なんでやろ。なんか今いっとかないとヤバい気がしてさ」
そして彼女が、早く逃げた方がいいよ、といった。
逃げられるわけがない。
だって
あなたがこんなに欲しくて仕方がない。
その晩、俺たちはセックスをした。
俺は彼女をできるだけ優しく抱いた。
俺のサディズムすら簡単に眠らせる媚薬のようなもの。
柔らかい肉を端から端まで舐めて噛んで、どうして俺はこの人とこういう関係でしかないのかと子供臭い悲観的妄想にとらわれた。
終電に間に合うように身支度を整えながら彼女が言った。
「好きになっちゃって、ごめんね。」
涙が出そうになった。
なんで俺のものじゃないんだ。
永遠に自分の手に入らないものを好きになってどうするってんだ。
でももう削除できない。
ごめん。
俺ももう戻れないや。
彼女の携帯には「(有)■■常務携帯」という名前で俺の番号が登録された。
これまでの食事の時間はすべてホテルでの時間に変わった。
お互いの体と心を貪って、会えない時間と連絡のとれない時間を埋めた。
ダンナに愛情も愛着もまったくないけどあの子たちの父親やから。
だから、私は今の家庭を壊す気はないねん。
それでもいい?
彼女は何度も聞いた。
いいわけないよ。
でも仕方ない。
「ええよ、それでも。」
俺に許された返事はそれだけだった。
どんなに望んでも俺には彼女の家庭の残滓しか与えられない。
でもたったそれだけでも。
平日の、たった3時間。
「ごめんね、れんくん。でもね、私どうしょうもなくれんくんのこと好きやねん。ココロだけしかあげれんでごめん」
何度俺は泣いただろう。
今思いだしても苦しい。
年が明けてしばらくたった日曜の朝。
彼女から珍しく電話があった。
週末に電話なんてこれまでなかった。
嫌な予感がした。
子供とダンナを水族館に送り出して、自分は仮病を使って自宅のベッドにいるという。
「なんで仮病なん・・家族サービスしたらな」
それには答えず彼女は話し出した。
最近まっすぐに子供の顔が見れないということ。
子供たちは私の変化に気がついている。
私は、やはり女である前に母として毅然とありたいと。
「それって・・・バイバイ・ってこと?」
「うん」
突然すぎて涙もでない。
ただ心拍数だけが上がって、頭がガンガンした。
待って、待って。
わけわかんない。
いきなり卑怯だ。
「嫌だ」
「ごめん」
もう俺が何を言っても彼女はごめん、としか言わなくなった。
そして1時間も話してやっと実感が湧いてきた。
あのキスを。
あの手触りと温かさを。
傍若無人な俺の振る舞いを笑いながらも諭すあの口調を。
自分が傷つくのも他人がきずつくのもおかまいなしの俺の暴虐を宥めるように添えるあの手を。
大好きだと言う俺に嬉しそうに笑うあの笑顔を。
俺は失おうとしている、実感。
せめてもう一度顔を見せてよと泣く俺に電話先で涙声の彼女がダメ、と言う。
会ったら決心が鈍るから。
「だって俺と別れたらサキ笑わんようになってまうやろ!やっぱりアカン」
「笑ってみせるから」
大丈夫だから、と。
だから私はこうして電話したんだと。
もう決めたことだから。
勝手でごめん。
ごめんね。
彼女は泣きじゃくりながら何度も謝った。
ああ、と思った。
俺が彼女を泣かしてる。
バカだな、俺。
あんなにあの笑顔が好きだったのに。
1時間半後、やっと俺の唇は「わかった」と言えた。
それであなたが幸せなら。
それがあなたの選んだ道なら。
もう二度と会わない。
電話もメールもしない。
メモリーも履歴もすべて削除する。
「でも、忘れなくてええやろ?」
俺の記憶からまで、削除しなくてええよな?
「うん。覚えててね、私のこと。それだけで私頑張れる気がするから」
「サキ、ずっと笑っててね」
「うん、れんくんも。」
石にかじりついてでも幸せになって。
俺の苦い恋は終わった。
彼女から、1ヶ月後電話が来た。
平日の夜だ。
「れんくん、ごめん、ちょっと巻き込んじゃうかも」
「は?」
離婚することになった、という。
ダンナは彼女の浮気に薄々気づいていたらしい。
決定的な衝突があって離婚の話が出た時にその話になったそうだ。
ダンナの親と彼女の親と家族巻き込んでの大騒動になった。
ダンナにも責められる否は十分にあるが浮気が表面化すれば彼女の立場は危うい。
「いや、私のことはええねん」
ダンナ側の親族が彼女と浮気相手に慰謝料を請求すると息巻いているという。
浮気相手、要するに俺だ。
「大丈夫、れんくんのことは名前も電話も知られてないはずやから、でもあの男結構汚いし陰湿やから携帯とかチェックしてるかもしれんねん。電話かかってきても知らんで通して」
「そんな」
そんな問題ちゃうやろ。
「大丈夫、もし心配やったら電話かえて。じゃ、仕事中やから。落ち着いたらまた電話するワ」
電話は切れた。
バカ。
そんな問題じゃない。
笑ってるって約束したのに。
何だよ。
携帯をかえることもなく、また知らない誰かから電話がかかってくることもなく、春が来た。
俺は沖縄に旅に出て、いろんなものを捨ていろんなものを得て戻ってきた。
とある日曜の朝。
合コンあけて、女の子の隣でかぎなれないホテルのシーツにくるまりながら浅い惰眠を貪る俺の携帯が鳴った。
彼女だった。
「あはは寝てた?」
明るく笑う彼女の声。
少しホッとした。
離婚が成立した、という。
「子供たち、とられちゃったけど」
「え・・・・」
「とりあえずね。ちゃんと会わせてもらえるし大丈夫」
「でも」
「すぐとりかえすよ。それまではちょっと一人でがんばってみる」
「俺・・・なんかできない?」
彼女がおかしげに笑った。
「いろいろしてくれたから十分だって」
「なんもしてないやん!」
「してくれてるって」
そして彼女は
今独身気分を満喫していること
今から子供たちと自然公園にドライブに行くということ
お弁当に気合が入ることなどを
楽しげに話したあとで
「私ね、決めてることがあるねん」
「なに?」
「一人になったけど、れんくんのトコロには戻らないってこと」
「なんやねん、軽く凹むなー。そんなにひどい男か俺」
「あはは逆だから戻らないの。女ゴコロ分かってないねー」
だから、もう大丈夫。
だから、これで終わり。
じゃあね、元気でね。
素っ気なく電話は切れた。
あれから4年。
時々流れる
「クリニカデンタルリンス クイックケア」のCMの女の子(小山田サユリというらしい)があまりに彼女に似ているために
最近そんなことを思いだしてしまう。
彼女は今も、笑っているだろうか。
そんな夏。
彼女の誘い文句は
「今晩仕事後、一緒に食事してくれる方。29歳です」
出会い系を利用しておいてこのいいぐさはナイとおもうが俺にも実は誰かとセックスしたいとかそういうのはなかった。
真面目な文章が印象に残って、ただ単純に
「あ、この人と話してみたい」
と思ったのだ。
だから写メも交換しなかった。
後で考えればおかしな話だがその時は彼女の容姿になんてまったく興味がなかったのである。
11月半ば。
クソ高かったフェイクファー付きのスウェードジャケットを羽織ってもまだ少し寒い夜だった。
梅田の歩道橋の上で待ち合わせた。
待ち合わせは7時。
俺の時計し7時を5分ほど回っていた。
まぁもし来なくてもタイジかコンタあたりに連絡すれば一晩のメシの相手ぐらいはつかまるだろう、などと考えながら歩道橋の上からくわえたばこで下を流れる車列の明かりを見ていたら、後ろから「あの」と声をかけられた。
振り向くと
小柄な女性が肩で息をしながら立っていた。
ピンストライプのパンツスーツにショートカット。
暗い色のセルフレームの眼鏡。
薄手のコートとモバイルケースを小脇に抱えていた。
「あのっっ・・・れん、くん?」
「・・・サキさんですか?」
「ごめんねぇ、遅れて・・・でも、あぁ、ホントよかったぁ、いなかったらどうしよーっとか思ってたぁ」
乱れた呼吸の中詫びながら、彼女は本当に嬉しそうに笑った。
うわ、かわいい。
決して美人ではないのに、俺の第一印象はこれだった。
静かで品のいい和食の店だった。
もちろん奢りやからね、どんどん食べて、と彼女は俺にすすめ自分もどんどん食べて飲んだ。
小柄なくせにすごいペースで酒を飲み、おまけに酔ったそぶりもない。
2人で冷酒が6合あいたころ、俺は聞いてみた。
「どうしてあんなサイトに書き込んだンですか?メシの相手ならいろいろいるでしょうに」
「さあね。なんでデショ・・・っていうかさ、れんくんもどうして返信してきたわけ?ああいうサイトを覗いてる男の子って、食事が目的なわけじゃないでしょー?」
小さな猪口を両手でもって大事そうに飲みながら、彼女はいたずらっぽく笑った。
多分、その時点で手遅れだったのだ。
「楽しかったワ。またよかったらさ、食事、つきあってくれへんかな?」
彼女の申し出に素直に携帯とメアドを教えた俺。
彼女の連絡先は、まだ聞いていなかった。
その後2週間の間に4回ほど、一緒に食事をした。
4度目の時に彼女が既婚であることを知った。
本人は木材流通会社の営業部長兼建築士。
ダンナもばりばり働いている。
来春小学校に上がる双子の子供。
見た目は円満で裕福な家庭。
でも夫婦間にはセックスも愛情も「レス」だった。
「なんで今更そんなこというわけ?」
もうそんなこと聞いても遅い。
だって。
「なんでやろ。なんか今いっとかないとヤバい気がしてさ」
そして彼女が、早く逃げた方がいいよ、といった。
逃げられるわけがない。
だって
あなたがこんなに欲しくて仕方がない。
その晩、俺たちはセックスをした。
俺は彼女をできるだけ優しく抱いた。
俺のサディズムすら簡単に眠らせる媚薬のようなもの。
柔らかい肉を端から端まで舐めて噛んで、どうして俺はこの人とこういう関係でしかないのかと子供臭い悲観的妄想にとらわれた。
終電に間に合うように身支度を整えながら彼女が言った。
「好きになっちゃって、ごめんね。」
涙が出そうになった。
なんで俺のものじゃないんだ。
永遠に自分の手に入らないものを好きになってどうするってんだ。
でももう削除できない。
ごめん。
俺ももう戻れないや。
彼女の携帯には「(有)■■常務携帯」という名前で俺の番号が登録された。
これまでの食事の時間はすべてホテルでの時間に変わった。
お互いの体と心を貪って、会えない時間と連絡のとれない時間を埋めた。
ダンナに愛情も愛着もまったくないけどあの子たちの父親やから。
だから、私は今の家庭を壊す気はないねん。
それでもいい?
彼女は何度も聞いた。
いいわけないよ。
でも仕方ない。
「ええよ、それでも。」
俺に許された返事はそれだけだった。
どんなに望んでも俺には彼女の家庭の残滓しか与えられない。
でもたったそれだけでも。
平日の、たった3時間。
「ごめんね、れんくん。でもね、私どうしょうもなくれんくんのこと好きやねん。ココロだけしかあげれんでごめん」
何度俺は泣いただろう。
今思いだしても苦しい。
年が明けてしばらくたった日曜の朝。
彼女から珍しく電話があった。
週末に電話なんてこれまでなかった。
嫌な予感がした。
子供とダンナを水族館に送り出して、自分は仮病を使って自宅のベッドにいるという。
「なんで仮病なん・・家族サービスしたらな」
それには答えず彼女は話し出した。
最近まっすぐに子供の顔が見れないということ。
子供たちは私の変化に気がついている。
私は、やはり女である前に母として毅然とありたいと。
「それって・・・バイバイ・ってこと?」
「うん」
突然すぎて涙もでない。
ただ心拍数だけが上がって、頭がガンガンした。
待って、待って。
わけわかんない。
いきなり卑怯だ。
「嫌だ」
「ごめん」
もう俺が何を言っても彼女はごめん、としか言わなくなった。
そして1時間も話してやっと実感が湧いてきた。
あのキスを。
あの手触りと温かさを。
傍若無人な俺の振る舞いを笑いながらも諭すあの口調を。
自分が傷つくのも他人がきずつくのもおかまいなしの俺の暴虐を宥めるように添えるあの手を。
大好きだと言う俺に嬉しそうに笑うあの笑顔を。
俺は失おうとしている、実感。
せめてもう一度顔を見せてよと泣く俺に電話先で涙声の彼女がダメ、と言う。
会ったら決心が鈍るから。
「だって俺と別れたらサキ笑わんようになってまうやろ!やっぱりアカン」
「笑ってみせるから」
大丈夫だから、と。
だから私はこうして電話したんだと。
もう決めたことだから。
勝手でごめん。
ごめんね。
彼女は泣きじゃくりながら何度も謝った。
ああ、と思った。
俺が彼女を泣かしてる。
バカだな、俺。
あんなにあの笑顔が好きだったのに。
1時間半後、やっと俺の唇は「わかった」と言えた。
それであなたが幸せなら。
それがあなたの選んだ道なら。
もう二度と会わない。
電話もメールもしない。
メモリーも履歴もすべて削除する。
「でも、忘れなくてええやろ?」
俺の記憶からまで、削除しなくてええよな?
「うん。覚えててね、私のこと。それだけで私頑張れる気がするから」
「サキ、ずっと笑っててね」
「うん、れんくんも。」
石にかじりついてでも幸せになって。
俺の苦い恋は終わった。
彼女から、1ヶ月後電話が来た。
平日の夜だ。
「れんくん、ごめん、ちょっと巻き込んじゃうかも」
「は?」
離婚することになった、という。
ダンナは彼女の浮気に薄々気づいていたらしい。
決定的な衝突があって離婚の話が出た時にその話になったそうだ。
ダンナの親と彼女の親と家族巻き込んでの大騒動になった。
ダンナにも責められる否は十分にあるが浮気が表面化すれば彼女の立場は危うい。
「いや、私のことはええねん」
ダンナ側の親族が彼女と浮気相手に慰謝料を請求すると息巻いているという。
浮気相手、要するに俺だ。
「大丈夫、れんくんのことは名前も電話も知られてないはずやから、でもあの男結構汚いし陰湿やから携帯とかチェックしてるかもしれんねん。電話かかってきても知らんで通して」
「そんな」
そんな問題ちゃうやろ。
「大丈夫、もし心配やったら電話かえて。じゃ、仕事中やから。落ち着いたらまた電話するワ」
電話は切れた。
バカ。
そんな問題じゃない。
笑ってるって約束したのに。
何だよ。
携帯をかえることもなく、また知らない誰かから電話がかかってくることもなく、春が来た。
俺は沖縄に旅に出て、いろんなものを捨ていろんなものを得て戻ってきた。
とある日曜の朝。
合コンあけて、女の子の隣でかぎなれないホテルのシーツにくるまりながら浅い惰眠を貪る俺の携帯が鳴った。
彼女だった。
「あはは寝てた?」
明るく笑う彼女の声。
少しホッとした。
離婚が成立した、という。
「子供たち、とられちゃったけど」
「え・・・・」
「とりあえずね。ちゃんと会わせてもらえるし大丈夫」
「でも」
「すぐとりかえすよ。それまではちょっと一人でがんばってみる」
「俺・・・なんかできない?」
彼女がおかしげに笑った。
「いろいろしてくれたから十分だって」
「なんもしてないやん!」
「してくれてるって」
そして彼女は
今独身気分を満喫していること
今から子供たちと自然公園にドライブに行くということ
お弁当に気合が入ることなどを
楽しげに話したあとで
「私ね、決めてることがあるねん」
「なに?」
「一人になったけど、れんくんのトコロには戻らないってこと」
「なんやねん、軽く凹むなー。そんなにひどい男か俺」
「あはは逆だから戻らないの。女ゴコロ分かってないねー」
だから、もう大丈夫。
だから、これで終わり。
じゃあね、元気でね。
素っ気なく電話は切れた。
あれから4年。
時々流れる
「クリニカデンタルリンス クイックケア」のCMの女の子(小山田サユリというらしい)があまりに彼女に似ているために
最近そんなことを思いだしてしまう。
彼女は今も、笑っているだろうか。
そんな夏。
この記事へのコメント
今の自分には痛い言葉かいっぱいです。
恋児さんが心配してくれた理由とかがわかりました☆
聞きたいとは思ってたけど、なんとなく自分からリクエストはできなかったことだったので良かったです(*'-'*)
でも、やっぱりどうすることもできなくて、今さらに悪化しているかもしれない自分が嫌になるだけです。
どうしたらいいんでしょう><
きっと他の人にアドバイスなんてされても変えられないんでしょうけど(゚m゚*)プッ
恋児さんが心配してくれた理由とかがわかりました☆
聞きたいとは思ってたけど、なんとなく自分からリクエストはできなかったことだったので良かったです(*'-'*)
でも、やっぱりどうすることもできなくて、今さらに悪化しているかもしれない自分が嫌になるだけです。
どうしたらいいんでしょう><
きっと他の人にアドバイスなんてされても変えられないんでしょうけど(゚m゚*)プッ
いや、不倫した彼のこと、蹴りを入れたい反面、
また突っ張って、仕事で正論という名の毒を吐き散らして、
周りを萎縮させてるんじゃないのかな~とか、
時折、気になって心配はしてるのよw。
多分、一生忘れられない存在なことだけは確かだねw。
また突っ張って、仕事で正論という名の毒を吐き散らして、
周りを萎縮させてるんじゃないのかな~とか、
時折、気になって心配はしてるのよw。
多分、一生忘れられない存在なことだけは確かだねw。
2006/07/17(月) 03:07:58 | URL | すず #-[ 編集]
■さくらさん■はじめまして。
二度と会えないという条件は同じだけれど「どこかで生きている人」と「もういない人」の差は甚大だと思います。さくらさんの二度に渡る喪失感は俺の想像力を絶する。
でもきっと彼は彼の戦いを戦い抜いてきっと胸をはって逝ったんじゃないかな。
あの人が幸せでいればいい。
そんな思いは俺もさくらさんも一緒だとは思うのだけれど。
死という永遠の物理的喪失の前でも人は記憶という愛を生かし続けることができる。
さくらさんのコメントを読んでそう実感しました。
いい恋、また見つけて下さい。
ありがとうございました。
■沙羅ねぇさん■俺が書き渋ってた理由、なんとなくわかってくれたかな・・・(笑)
好きの光が眩くなればなるほど、「終わり」の影も濃くなる。そんな実体験。
だって、仕方ない。
好きになってしもたんやもん。
自分に嘘はつけないし、それがどんな裏切りだって。
誰かを泣かしたら自分も泣く羽目になる。
今だってそれをひしひし感じながら生きてる。
俺にとってもいい経験だった。
沙羅さんなら大丈夫。
俺からみてもいい女だもん。
ココロだけで、彼は十分満足してると思う。(あ、体もだけどw)
わかってて、はじめた恋なんだもんね。
あー、辛いw
■けいさん■俺がイイオトコ・・・とんでもない。ダメな男です。ホント。
好きな人、泣かせてばっかだもん。まぁ自分も泣くけど。
ホント俺はヘタレだなー。覚悟きめた人にはかなわない。
うん、でも彼女は頑張ってると思う。
泣いたり笑ったりして、それでもポジティブな人だからいつも前向いて歩いていってると思う。
きっと、前よりもいい女になってると、思う。
■レンさん■きっとね、俺が思うにレンさんの知らないうちにかさぶたはがれちゃってたんだと思いますよ?だからあの頃のレンさんをあの人を優しく思い出せるんだと。
辛くて尖っていて苦い記憶も時間が経てば丸くてせつない思い出になっていく。
時間って不思議な流れです。
■ちとせ■俺がいい男?
それはきっと幻覚です(笑)眠薬飲んでませんか?w
俺はただ自分の感情を吐き出すことしかできない子供なだけなんだと思う。
だから傷つけずに愛せない。
もぉ。
俺のバカバカ(うわぁん)
■すずさん■やっぱりあれ以来「不倫恐怖症」気味の俺なのです。
でも俺が思うに
すずさんが彼と深いところを共有できてしまっていたらまたいろんなところが歪んでたはずだと思うのです。
今の自分は過去の残像で出来ている。
時間の流れはただ過去から未来へ向かう不変のベクトル。
だから過ちも憎しみも結局自分の中にとりこんで優しいものに変性してしまうしかないのでしょう。
んー。ちょっとメランコリックになりすぎました・・・(笑)
■一志さん■俺はきっと、まだ青い。
一志さんみたいに、人の痛みと自分の痛みを辛いぐらいに経験していないからこんなにも容易く恋に落ちて深みにはまってしまうんだと思う。
または、鳥並みに痛みを忘れやすいのか。(ありうる・・・w)
失くしたくないものができることは確かに、それと同時に喪失の予感を漂わせる甘くて苦いもの。
でもね、クソ青いガキの俺が思うに
失くしたくないものができる、という充実感と幸福感はきっとかけがえがない。
いつか一志さんががむしゃらに何かを欲する時が来れるように。そう思います。
自分の中にこんなに甘くて熱くてせつないものがあることにきっと感動しますよw
っていうか。
一志さんも辛い恋をしてらっしゃるんでしょうか・・・・(も、ってw)
■あきぱん■彼女なら、きっといろんな男から愛される。
きっとね、俺では彼女を幸せにしてあげられなかったとも思うし。
英断だった。
一人で立てる女はこんなにも魅力的なんですね・・・
■アコさん■お互い「バーカ」ですね・・・(笑)
でも本当にああいう時ってそういう言葉しか出てこなくてまどろっこしい。
素直じゃない俺のほうが、それでもアコさんよりかは素直だったわけですね。
勝った。(何)
山崎まさよし!確かにあの歌はせつねぇ・・・・
■buleさん■はじめまして♪もうどんどん読んじゃってください、むしろ斜め読みぐらいのイキオイで・・・w
きっと彼女は笑っていると思います。
自分が一人で立たなければならない時を自覚してした彼女ですから。
まぁきっと俺が手を貸したところできっと彼女の手助けにはならなかったと思いますが。
俺の中では本当の意味で忘れられないヒトになりました。
いつか俺もそういう存在になれるでしょうか・・・
コメントありがとうございます。またお気軽にどうか。
■どんこ■確かに今でも青臭い若造だけどさフンw
18やそこらの俺にはきっと彼女の重荷になりこそすれ支えにはなれてなかったと思うねん。
当時はホンマ、「なんでやねん!」って思ったけど。いっぱしの男のつもりだったから。
いやー。
俺もまだまだ青いワ。
もう一生青いままで過ごしそうなイキオイ。
宮崎産の完熟マンゴーみたいに甘くてとろける熟れ熟れな男になりてー(そしてすぐに腐るとw)
二度と会えないという条件は同じだけれど「どこかで生きている人」と「もういない人」の差は甚大だと思います。さくらさんの二度に渡る喪失感は俺の想像力を絶する。
でもきっと彼は彼の戦いを戦い抜いてきっと胸をはって逝ったんじゃないかな。
あの人が幸せでいればいい。
そんな思いは俺もさくらさんも一緒だとは思うのだけれど。
死という永遠の物理的喪失の前でも人は記憶という愛を生かし続けることができる。
さくらさんのコメントを読んでそう実感しました。
いい恋、また見つけて下さい。
ありがとうございました。
■沙羅ねぇさん■俺が書き渋ってた理由、なんとなくわかってくれたかな・・・(笑)
好きの光が眩くなればなるほど、「終わり」の影も濃くなる。そんな実体験。
だって、仕方ない。
好きになってしもたんやもん。
自分に嘘はつけないし、それがどんな裏切りだって。
誰かを泣かしたら自分も泣く羽目になる。
今だってそれをひしひし感じながら生きてる。
俺にとってもいい経験だった。
沙羅さんなら大丈夫。
俺からみてもいい女だもん。
ココロだけで、彼は十分満足してると思う。(あ、体もだけどw)
わかってて、はじめた恋なんだもんね。
あー、辛いw
■けいさん■俺がイイオトコ・・・とんでもない。ダメな男です。ホント。
好きな人、泣かせてばっかだもん。まぁ自分も泣くけど。
ホント俺はヘタレだなー。覚悟きめた人にはかなわない。
うん、でも彼女は頑張ってると思う。
泣いたり笑ったりして、それでもポジティブな人だからいつも前向いて歩いていってると思う。
きっと、前よりもいい女になってると、思う。
■レンさん■きっとね、俺が思うにレンさんの知らないうちにかさぶたはがれちゃってたんだと思いますよ?だからあの頃のレンさんをあの人を優しく思い出せるんだと。
辛くて尖っていて苦い記憶も時間が経てば丸くてせつない思い出になっていく。
時間って不思議な流れです。
■ちとせ■俺がいい男?
それはきっと幻覚です(笑)眠薬飲んでませんか?w
俺はただ自分の感情を吐き出すことしかできない子供なだけなんだと思う。
だから傷つけずに愛せない。
もぉ。
俺のバカバカ(うわぁん)
■すずさん■やっぱりあれ以来「不倫恐怖症」気味の俺なのです。
でも俺が思うに
すずさんが彼と深いところを共有できてしまっていたらまたいろんなところが歪んでたはずだと思うのです。
今の自分は過去の残像で出来ている。
時間の流れはただ過去から未来へ向かう不変のベクトル。
だから過ちも憎しみも結局自分の中にとりこんで優しいものに変性してしまうしかないのでしょう。
んー。ちょっとメランコリックになりすぎました・・・(笑)
■一志さん■俺はきっと、まだ青い。
一志さんみたいに、人の痛みと自分の痛みを辛いぐらいに経験していないからこんなにも容易く恋に落ちて深みにはまってしまうんだと思う。
または、鳥並みに痛みを忘れやすいのか。(ありうる・・・w)
失くしたくないものができることは確かに、それと同時に喪失の予感を漂わせる甘くて苦いもの。
でもね、クソ青いガキの俺が思うに
失くしたくないものができる、という充実感と幸福感はきっとかけがえがない。
いつか一志さんががむしゃらに何かを欲する時が来れるように。そう思います。
自分の中にこんなに甘くて熱くてせつないものがあることにきっと感動しますよw
っていうか。
一志さんも辛い恋をしてらっしゃるんでしょうか・・・・(も、ってw)
■あきぱん■彼女なら、きっといろんな男から愛される。
きっとね、俺では彼女を幸せにしてあげられなかったとも思うし。
英断だった。
一人で立てる女はこんなにも魅力的なんですね・・・
■アコさん■お互い「バーカ」ですね・・・(笑)
でも本当にああいう時ってそういう言葉しか出てこなくてまどろっこしい。
素直じゃない俺のほうが、それでもアコさんよりかは素直だったわけですね。
勝った。(何)
山崎まさよし!確かにあの歌はせつねぇ・・・・
■buleさん■はじめまして♪もうどんどん読んじゃってください、むしろ斜め読みぐらいのイキオイで・・・w
きっと彼女は笑っていると思います。
自分が一人で立たなければならない時を自覚してした彼女ですから。
まぁきっと俺が手を貸したところできっと彼女の手助けにはならなかったと思いますが。
俺の中では本当の意味で忘れられないヒトになりました。
いつか俺もそういう存在になれるでしょうか・・・
コメントありがとうございます。またお気軽にどうか。
■どんこ■確かに今でも青臭い若造だけどさフンw
18やそこらの俺にはきっと彼女の重荷になりこそすれ支えにはなれてなかったと思うねん。
当時はホンマ、「なんでやねん!」って思ったけど。いっぱしの男のつもりだったから。
いやー。
俺もまだまだ青いワ。
もう一生青いままで過ごしそうなイキオイ。
宮崎産の完熟マンゴーみたいに甘くてとろける熟れ熟れな男になりてー(そしてすぐに腐るとw)
れんじの為を思って彼女は逢わなかったんだな・・・・
れんじは4年前若かったからきっと巻き込みたくなかったんだよ。(いまでも若いけどさフン。
胸が痛んだろうね・・・お互い。
切ないわぁ(´ノωノ`)シクシク
れんじは4年前若かったからきっと巻き込みたくなかったんだよ。(いまでも若いけどさフン。
胸が痛んだろうね・・・お互い。
切ないわぁ(´ノωノ`)シクシク
2006/07/15(土) 08:06:42 | URL | どんこ #-[ 編集]
こんばんは。勝手に拝読させてもらってます。
「一人になったけど、れんくんのトコロには戻らないってこと」
本当なら子供のことで心が彷徨ってたはずなのに、簡単に甘える事も出来たはずなのに・・・
それをしなかった彼女、強がりが痛いほどわかるけど、
恋児さんは、素敵な人と恋したんだね、記憶に残る・・
言葉にすると、軽くなりすぎるけど、彼女が笑顔で過ごしてるとイイね。
「一人になったけど、れんくんのトコロには戻らないってこと」
本当なら子供のことで心が彷徨ってたはずなのに、簡単に甘える事も出来たはずなのに・・・
それをしなかった彼女、強がりが痛いほどわかるけど、
恋児さんは、素敵な人と恋したんだね、記憶に残る・・
言葉にすると、軽くなりすぎるけど、彼女が笑顔で過ごしてるとイイね。
2006/07/13(木) 22:45:18 | URL | bule #2ykNyDH.[ 編集]
なんか、自分の恋愛を思い出してしまった…。
>やっと俺の唇は「わかった」と言えた。
それであなたが幸せなら。
それがあなたの選んだ道なら。
もう二度と会わない。
電話もメールもしない。
メモリーも履歴もすべて削除する。
っていうあたりが、俺とすっげぇ似てるんだよなー。俺も同じ言葉を前の彼女に言った。お互いええかっこしぃですなーwばーかばーかw
>「でも、忘れなくてええやろ?」
俺の記憶からまで、削除しなくてええよな?
でも、コレは俺には言えなかった言葉。
もう少し素直に自分の気持ちを伝えられたらヨカッタのに…と今でも後悔します。
今頃どうしてるかなー?
「いつでも探してしまう、どっかに君の姿を~」
山崎まさよしが頭の中でリフレイン…。
>やっと俺の唇は「わかった」と言えた。
それであなたが幸せなら。
それがあなたの選んだ道なら。
もう二度と会わない。
電話もメールもしない。
メモリーも履歴もすべて削除する。
っていうあたりが、俺とすっげぇ似てるんだよなー。俺も同じ言葉を前の彼女に言った。お互いええかっこしぃですなーwばーかばーかw
>「でも、忘れなくてええやろ?」
俺の記憶からまで、削除しなくてええよな?
でも、コレは俺には言えなかった言葉。
もう少し素直に自分の気持ちを伝えられたらヨカッタのに…と今でも後悔します。
今頃どうしてるかなー?
「いつでも探してしまう、どっかに君の姿を~」
山崎まさよしが頭の中でリフレイン…。
2006/07/13(木) 20:13:57 | URL | アコギスト #-[ 編集]
せつねぇ・・・。(TmT)
強い人だ。本当は寂しくて心細いくせに強がって・・・
そんな姿を余計に愛おしく思ってしまうんだろうなぁ。
子供を奪われた母親の気持ちがどんなものか・・・。
友だちも離婚の際に、子供を奪われた。その時の様子を知ってるてるからだいたい察しがつく。
耐え難い寂しさに、男に走ってしまいがちなのに
それを振り切って一人で頑張ると決意した彼女・・・。
その人を愛したレンジ君を、とても誇りに思います。
強い人だ。本当は寂しくて心細いくせに強がって・・・
そんな姿を余計に愛おしく思ってしまうんだろうなぁ。
子供を奪われた母親の気持ちがどんなものか・・・。
友だちも離婚の際に、子供を奪われた。その時の様子を知ってるてるからだいたい察しがつく。
耐え難い寂しさに、男に走ってしまいがちなのに
それを振り切って一人で頑張ると決意した彼女・・・。
その人を愛したレンジ君を、とても誇りに思います。
2006/07/13(木) 14:06:53 | URL | あきぱん #-[ 編集]
いつもながら心にザックリと入ってきて
恋児くんの言葉のセンスに魅了されて
そして自分の体験とミックスされて
言葉を失ってしまう、一志です。
コメントご無沙汰です。
「いい恋愛したんだね。」
そんな言葉で伝えたくないこの想い。
エロい言葉はいくらでも出てくるくせにね。
こんな想いしたくないから恋愛にも踏み込めずにいる僕がいます。
失くしたくないものができるのが怖くて
欲しいものをがまんする。
そんな抑制力を持ってしまった自分に反省です。
「好きになっちゃって、ごめんね。」
今すごくひっかかる言葉です。
恋児くんの言葉のセンスに魅了されて
そして自分の体験とミックスされて
言葉を失ってしまう、一志です。
コメントご無沙汰です。
「いい恋愛したんだね。」
そんな言葉で伝えたくないこの想い。
エロい言葉はいくらでも出てくるくせにね。
こんな想いしたくないから恋愛にも踏み込めずにいる僕がいます。
失くしたくないものができるのが怖くて
欲しいものをがまんする。
そんな抑制力を持ってしまった自分に反省です。
「好きになっちゃって、ごめんね。」
今すごくひっかかる言葉です。
彼女の中にも、いい思い出として残っていることを祈りつつ。
昔々不倫していた頃、私なりにすごく言葉を選んで、
彼と深いところを共有できたらと思っていました。
結果的にそれがうまくいかないまま、私から離れてしまった。
時間は共有できても、気持ちも共有できる存在であることは、
結構難しいものだと思います。
それが不倫であれば、なおさら。
未だに、彼に会ったら蹴りを入れたいくらいの私w。
言わずもがなだけど、いい思い出にして下さい。
昔々不倫していた頃、私なりにすごく言葉を選んで、
彼と深いところを共有できたらと思っていました。
結果的にそれがうまくいかないまま、私から離れてしまった。
時間は共有できても、気持ちも共有できる存在であることは、
結構難しいものだと思います。
それが不倫であれば、なおさら。
未だに、彼に会ったら蹴りを入れたいくらいの私w。
言わずもがなだけど、いい思い出にして下さい。
2006/07/13(木) 01:35:24 | URL | すず #-[ 編集]
全身全霊で愛してたんだね…
悔しいけど(笑)いい男だな、と思っちゃったよ。もう。
ちょっと感情がこっちに流れすぎちゃってコメント迷ったけど、寝る前にコレだけ書いとこうと思ってさ。
悔しいけど(笑)いい男だな、と思っちゃったよ。もう。
ちょっと感情がこっちに流れすぎちゃってコメント迷ったけど、寝る前にコレだけ書いとこうと思ってさ。
一人になったけど、れんくんのトコロには戻らないってこと
的な台詞を俺も言われた事が
過去に一度だけ・・。
なんだか、久しぶりに思い出した。
かざぶたを剥がすようで嫌だったから
思い出さなかったけど、今日はなんだか
あの頃の必死だった自分を、温かい目で
見守れるような気がします。
的な台詞を俺も言われた事が
過去に一度だけ・・。
なんだか、久しぶりに思い出した。
かざぶたを剥がすようで嫌だったから
思い出さなかったけど、今日はなんだか
あの頃の必死だった自分を、温かい目で
見守れるような気がします。
2006/07/12(水) 23:14:16 | URL | レン #FsQlnSOY[ 編集]
「あはは逆だから戻らないの。女ゴコロ分かってないねー」
男なので女ゴコロはわかりませんが=33
コレは理解るような気がする。
イイオトコなんだろーなぁ、レンジさんw
戻れば、居心地良くて楽しくて幸せだったりするんだろうなーと。
でも戻っちゃうと甘えちゃって決意が緩むから…今は一人で頑張ろうって決めたから、だから戻らなかったんじゃないかなー。
覚悟決めたヒトは強いのですよw
きっと今は時々泣いたりしながらも笑って過ごしてると思います♪
男なので女ゴコロはわかりませんが=33
コレは理解るような気がする。
イイオトコなんだろーなぁ、レンジさんw
戻れば、居心地良くて楽しくて幸せだったりするんだろうなーと。
でも戻っちゃうと甘えちゃって決意が緩むから…今は一人で頑張ろうって決めたから、だから戻らなかったんじゃないかなー。
覚悟決めたヒトは強いのですよw
きっと今は時々泣いたりしながらも笑って過ごしてると思います♪
2006/07/12(水) 22:42:10 | URL | けい #HQqHXCfI[ 編集]
うわぁぁぁぁっ。
なんだよー、このエントリは。
レンジの心の声が今の彼の声に重なるじゃないかよー。
出会い方から2人の境遇、ダンナとの関係までソックリなんだよ。
アタシも何度も聞いたよ。「ほんとにいいの?」って。
>「ええよ、それでも。」
俺に許された返事はそれだけだった。
なんか切ないよ。わかってるけどあらためて聞くと、ね。
ただ逢えることが嬉しいとアタシの前では楽しそうに笑ってる彼だけど、
密かに泣くこともあるのかなー。レンジみたいに。
とびきり上等のいいオンナに出逢ったね。
離婚してもレンジのもとには戻らないっていう決意は
同じ女から見ても天晴れだよ。見上げた根性だよ。
大丈夫。そんな彼女なら、ぜったい今頃幸せ掴んでるって。
アタシも彼に「いい女と恋愛したなー」って思ってもらえるかな。
記憶に残る女になれるかな。
ココロ以外に彼に何をあげられるだろう?
・・・そんなことを考える夏。
もぉっ、レンジの馬鹿。
って、この話、リクエストしたのアタシだっけ。ちぇ。
なんだよー、このエントリは。
レンジの心の声が今の彼の声に重なるじゃないかよー。
出会い方から2人の境遇、ダンナとの関係までソックリなんだよ。
アタシも何度も聞いたよ。「ほんとにいいの?」って。
>「ええよ、それでも。」
俺に許された返事はそれだけだった。
なんか切ないよ。わかってるけどあらためて聞くと、ね。
ただ逢えることが嬉しいとアタシの前では楽しそうに笑ってる彼だけど、
密かに泣くこともあるのかなー。レンジみたいに。
とびきり上等のいいオンナに出逢ったね。
離婚してもレンジのもとには戻らないっていう決意は
同じ女から見ても天晴れだよ。見上げた根性だよ。
大丈夫。そんな彼女なら、ぜったい今頃幸せ掴んでるって。
アタシも彼に「いい女と恋愛したなー」って思ってもらえるかな。
記憶に残る女になれるかな。
ココロ以外に彼に何をあげられるだろう?
・・・そんなことを考える夏。
もぉっ、レンジの馬鹿。
って、この話、リクエストしたのアタシだっけ。ちぇ。
私も18歳の時間違い電話がキッカケで
知り合った、本当に大好きで大好きで…
すごく想っている既婚の人がいました。
その人が離婚することになって、
人目を気にせず会えるようになった頃、
急に連絡がとれなくなりました。
それから4年ちょっと。
共通の知人から、
その彼が白血病になって、私を悲しませたくないから
って、連絡先とかも変えて
闘病生活がんばっていたって聞きました。
なんでそのつらさ、分けてくれなかったのかな?
それくらいの存在でしかなかったのかな?
今でもたまに
彼の夢をみます。声が聞こえます
思い出に浸ります。
今は痛みもつらさもない所で
のんびりすきなパチンコ(笑)打ててるといいなぁなんて
思います。
たまに想ってあげるだけでも、
忘れてないんだぞ、って思うだけでも
いいのかな?って思ってます。
私もいつかコンタサンみたいな
素敵な恋人ゲットするぞぉ。
長文失礼しました。
知り合った、本当に大好きで大好きで…
すごく想っている既婚の人がいました。
その人が離婚することになって、
人目を気にせず会えるようになった頃、
急に連絡がとれなくなりました。
それから4年ちょっと。
共通の知人から、
その彼が白血病になって、私を悲しませたくないから
って、連絡先とかも変えて
闘病生活がんばっていたって聞きました。
なんでそのつらさ、分けてくれなかったのかな?
それくらいの存在でしかなかったのかな?
今でもたまに
彼の夢をみます。声が聞こえます
思い出に浸ります。
今は痛みもつらさもない所で
のんびりすきなパチンコ(笑)打ててるといいなぁなんて
思います。
たまに想ってあげるだけでも、
忘れてないんだぞ、って思うだけでも
いいのかな?って思ってます。
私もいつかコンタサンみたいな
素敵な恋人ゲットするぞぉ。
長文失礼しました。
2006/07/12(水) 14:29:37 | URL | さくら #u2lyCPR2[ 編集]
| ホーム |